
護摩木頒布のご案内
生駒山中の古刹髪切山慈光寺
髪切山慈光寺は、暗峠の北方近く標高約400mの髪切山にあります。役行者がこの地で修行のおり、良民に乱行していた二鬼を退治してその髪を切ったというのが、髪切の名の起こりと伝えられています。境内は静寂をきわめ、古くから「河内名所図会」に記されるようにホトトギスの名所として有名です。
東大阪市HPより(https://www.city.higashiosaka.lg.jp/0000007189.html)
役行者ゆかりの伝統的な儀式
奈良から河内を経て難波(大阪)に至る古道の国境に位置する暗峠です。江戸時代には、松尾芭蕉をはじめ多くの俳人がホトトギスの鳴く声を求めて髪切の里を訪れました。1300年前、鬼の夫婦が住み、暗峠越えの旅人を襲い喰っていました。その様子を見た役行者が仏法を説き改心させ、髪の毛を切りこの地にお堂を建立したのが髪切山、慈光寺(じこうじ)のいわれです。境内は大阪府の名勝に指定され、春の戸開式(3月第3土曜日)と秋の戸閉式(9月第3土曜日)には青鬼と赤鬼に扮装した2人と修験者が石段を駆け上ります。
大阪観光局「大阪公式観光情報 OSAKA INFO 」(https://osaka-info.jp/spot/jikoji/)
柴燈護摩供(さいとうごまく)とは
薪を井桁に組みヒノキやヒバの葉で覆った護摩壇を築き、その周囲にしめ縄で結界をはります。
古式にのっとり法螺貝を吹き法斧・法弓・法剣で場を清めたあと、読経し護摩壇に点火します。
真っ白な煙がもくもくと立ち上がり、やがて激しい炎によってあらゆる病苦や煩悩が滅されるとされています。
炎の中に願い事が書かれた護摩木を投じ所願成就を祈願します。

法螺貝の音色で心も清らかに


煙とともに願いを天に届けるといわれ、煙が高く上がるほど縁起が良いとされています。
護摩木の書き方
護摩木には様々な種類がありますが、慈光寺の護摩供で使っている護摩木は、表に願い事を書き、裏に氏名と数え年を書きます。
願い事の内容は自由ですが、スペースの都合上四字熟語で書くことが多いです。
一つの護摩木には願い事を一つだけ書きますが、たくさん願い事がある場合はその数だけ護摩木をつかって何個でも書くことができます。
筆記具は筆ペンや油性マジックを使いますがにじみやすいので注意が必要です

おもて
願い事を書きます

うら
氏名と数え年を書きます
護摩木に書く願い事の例
家内安全
厄除開運
家門繁栄
社運隆昌
開運招福
眼病平癒
学業上達
就職成就
闘病平癒
試験合格
交通安全
良縁成就
息災延命
身体健全
安産如意
報恩謝徳
災難消除
商売繁昌
当業繁栄
心願成就
検眼加護
無病息災
修行順調
世界平和
数え年の計算方法
数え年は生まれた年を一歳として、誕生日ではなく新しい年を迎えるたびに歳を重ねる年齢の数え方です。
生まれた年を0歳として誕生日ごとに歳を重ねる満年齢から数え年を知るには、下記のように計算します。
その年の誕生日以前なら満年齢+2歳
その年の誕生日以降なら満年齢+1歳

護摩木をお分けします
護摩供養で使う護摩木は現地で手に入れることができますが、遠方の方や当日来られない方に事前に護摩木を書いていただき、当日までお預かりすることができます。
護摩木は一本につき300円で頒布いたします。下記フォームより必要数をご入力ください。
ご希望の方は下記フォームより連絡先を送信頂きましたら、追ってご連絡さしあげます。
送料別途となりますが、郵送でお送りすることもできます。