2024年3月19日
令和6年(2024年)3月20日に大峯山寺阪堺役講年番引継式(おおみねさんじはんかいやっこうねんばんひきつぎしき)が行われました。
この行事は毎年春分の日に行われています。
阪堺役講(はんかいやっこう)とは、護寺院(ごじいん)と呼ばれる5つの寺院、吉野区、洞川区とともに山上ヶ岳山頂にある大峯山寺(おおみねさんじ)の管理の役割を担う団体です。
この阪堺役講は私達光明組が属する「大阪四島(おおさかよしま)」と呼ばれる4つの講社(こうしゃ・在俗で修験道を実践する行者の集団)と、「堺四島(さかいよしま)」とよばれる4つの講社のあわせて8講社で構成されています。
普段、それぞれの講社は独立した活動を行っていますが、阪堺役講として行う大峯山寺での戸開式、戸閉式等の行事を始めとするさまざまな活動に関する庶務や意思決定にかかる議事進行、会計管理などを「年番(ねんばん)」として8講社から1年毎交代で担当することになります。
前年度の年番講から次年度の年番講へ活動の経過報告や会計の引き継ぎを行うのが「年番引継式(ねんばんひきつぎしき)」で、前年度、次年度の年番だけでなく、阪堺役講にに属する8講社すべてが参加して行われます。
令和5年度の年番は私達光明組が担当させていただきましたので、お預かりしていた諸資料等を令和6年度の年番となる五流組様に引き継ぎさせていただきました。
次回光明組が年番となるのは8年後となります。