令和6年慈光寺護摩壇の準備

令和6年慈光寺戸開式で行われる柴燈護摩供の準備を行いました。

光明組では数年前より講員のご親族が管理する林で壇木や檜葉を準備させていただいています。

この日は3月とは思えないような低い気温で、時折雪が降る中での作業となりました。

まずは作業の安全を祈念して酒と塩で場を清め、法螺貝、読経のお勤めをさせていただきます。

まずはチェーンソーで木を切ります。

もちろん安全には最大限の配慮をしています。

どの木を切るかは、壇木として利用しやすく檜葉が採れるものを選びますが他の木の生育や作業の安全性、難易度などを考え、相談しながらすすめます。

木を倒したあとは枝を落とし扱いやすい大きさに切ったあと、軽トラに積み込みます。

それぞれの知見やスキルを活かしながら協力して作業をすすめます。

写真を取る余裕がなくて画像でお伝えしきれない苦労もありましたが、力をあわせて事故もなく林での作業を終えることができました。

続いて場所を移してこちらは慈光寺の開山堂です。

この横の護摩場で護摩壇の準備をしていきます。

作法にしたがって場を壇木を積み上げます。

檜葉を重ねて護摩壇の準備ができました。

このあと当日までは一旦シートをかぶせて養生しておきます。

護摩木頒布のご案内

ここ慈光寺では毎年3月の第3土曜日に戸開式が行われます。

本日準備した護摩壇はその際に皆様の願いが書かれた護摩木を焚き上げ、諸願成就を祈願します。

当日行事にお越しいただけない方にも事前に護摩木を頒布しておりますのでこちらよりご連絡いただければ幸いです。